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私は施術者の免許を1974年に取得しましたが、その施術者養成の専門学校で教員の道をいただきました。そして、解剖学を講義されていた解剖学教授のご尽力で、大阪大学の解剖学教室の正式な研究生として1976年から8年間、人体に触れて考える機会に恵まれました。
解剖実習は、器官系を支持するコラーゲンの《膜》構造をはずして、器官、組織などを観察することですが、コラーゲンのボリューム(:体重の1/15)、存在感(図2)に、「多いのは重要な“証”」との思い込みから、筋膜などのコラーゲンの《膜》構造が施術の対象になりました。
すると、「O脚や脊柱側弯症などの“体のゆがみ”や、従来は不明な五十肩、腰痛、膝関節痛などの“痛み”に、教科書には書いていない確かな変化とともに、新たな人体の構造が見えてきた」のです。ボブ・アンダーソン氏の“ストレッチング”(1975年)は、筋を伸ばすのではなく、筋を包んで支持しているコラーゲンの《膜》構造を伸ばして柔軟にしていたのです。
ちなみに、器官系・器官を支持するコラーゲンの一連の《膜》構造は、医学では単なる“接着剤”と考えられて無関心で、骨・筋の運動器系、消化・呼吸・泌尿・生殖・内分泌の内臓系、脈管系、神経系、感覚器系で構成される人体の構造では、「支離滅裂な“無番地状態”の扱い」をされています。
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