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2009年11月25日 第1回線維筋痛症学会「演題14」で発表

2009年11月25日 第1回線維筋痛症学会「演題14」で発表

「線維筋痛症」と“もう一つの系統”について

gf1060170022.jpg医学が誕生して1世紀半。「線維筋痛症」を含む腰痛や関節痛などの筋骨格系の“痛み”、脊柱側弯症などの“体のゆがみ”、膠原病などの原因不明は、医学の根幹をなす構造認識の欠陥、欠落を考えなければなりません。

  “系統・器官”の周囲にある、体の支持成分のコラーゲンが主体の筋膜などの<<膜>>構造Fasciaには、神経終末が蜜に分布し、人体を構成する系統解剖学の“系統”を支持していますが、神経や脈管の線維被膜を介した全身的な一連のネットワークを“もう一つの系統”(仮称)「支持身体感覚系」と考えられます。すると外傷や手術の後、精神的なストレスから発症するとされる「線維筋痛症」は、“硬縮”した<<膜>>構造Fasciaの状態の異常を訴えていると考えられます。

    骨格系をラップして可動性を獲得し、骨格系の外形をラップし筋を保護しながら可動域を制限してラフでタフな“動く構造体”をつくり、体内の系統・器官を収めていますが、ラップする筋膜などのFasciaにはコラーゲンの圧電現象で呼び寄せたと考えられる神経終末が蜜に分布し、身体感覚のほか、<<膜>>構造維持のための快・不快の感受性も高く、筋骨格系の“痛み”が生じるのです。

  研究生(1976年~1984年)として人体に触れることができ、「コラーゲンが多い(体重の1/15)のは重要な証」との考えから、Fasciaに焦点を合わせた他動的なストレッチングの「ずり圧」を基本手技とする〃筋膜療法Fa(scia)-ther(apy)〃に行き着き、筋骨格系の“痛み”、脊柱側弯症やO脚の“体のゆがみ”の改善に有効な変化を体験しました。寝たきり状態の女性(62歳)のリハビリテーション(1999年から7年間)は、ほぼ全快の後、多発性脳梗塞の診断が終わるまで4度の卒中発作の入退院で次第にレベルが下がったものの、その度に施療で体の柔軟性を取り戻し、<<膜>>構造Fasciaの状態の異常を解決しました。

  再生医療実現のiPS細胞の研究には“細胞の培養技術”が不可欠ですが、「支持身体感覚系」は、地球上に生命体が現れた38億年前の“古代の海”、6億年前の全球凍結解氷後に現れた“(細胞を接着し、細胞群を制御する)コラーゲンを分泌する細胞”の出現に由来する系統とも考えられ、「支持身体感覚系」の機能は、器官系・器官の新生、再生、支持、身体感覚、免疫など、多能です。

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